面接の質問:短所の回答例【頑固】例文

面接の質問で短所を【頑固】と答える時の注意点

頑固な人=人の言うことを聞かないタイプ
と思われてしまうと、 マイナスポイント となってしまいますので、 頑固だけどやり遂げる力がある人頑固だけど交渉力がある人 というように 頑固さが短所ではなく長所として受け取ってもらえるように回答 しましょう。

短所=頑固の例文1

私は頑固なところが自分の短所だと思っています。高校まではクラブ活動でサッカーをしていましたが、よく監督にワンマンプレーを注意されていました。

でも大学生の時に居酒屋でアルバイトをしていて、誰がどう動けばスムーズにお客様に料理を提供できるかなどアルバイト仲間で考えたりすることで、仕事における チームプレーの大切さを学びました

仕事では、短所である頑固さと向き合いながら、 やると決めたことはやる同僚とチームワークをしっかり取る ということを両立して頑張りたいと思います。

上記の回答は 具体的なエピソード も入っていていいですね。 しっかりやり遂げる力協調性 をアピールできています。「頑固ですが協調性があります」と言われても説得力に乏しいですが、エピソードを交えて説明すると格段に説得力が増します。

何かをアピールするときは 根拠となるエピソードを盛り込む ようにしましょう。

短所=頑固の例文2

私の短所は頑固なところです。 子供のころから一度やるといったことはやる性格 でして、小学生の時に父にこのジグソーパズルを今日中に作るのは無理だと言われて、絶対に作ると言い切って晩御飯抜きで作ったりしていました。

私はこれをやると決めた時に周りが見えなくなるという短所がありますが、 言ったことをやり遂げるための努力は惜しみません ので、仕事においては自分の 短所を長所として生かせるように頑張りたい と考えております。

これもちゃっかり 努力家 であることをアピールしています。頑固だということは人の意見を聞かないタイプと思われてしまうかも知れませんが、上記の例では 自分で決めたことをやり抜く ということでマイナスポイントにはなりにくいですね。

短所=頑固の例文3

短所は頑固なところですね。と言っても 人の意見を聞かないタイプではない のですが、どうしても意見を通したい時はあの手この手を使って反対意見の人を 説得 します。高校のテニス部では私より強いチームメイトが2人いたのですが、私が キャプテン をしていました。

私は 練習方法の研究や強くないチームメイトの気持ち を、その2人よりもよくわかってたのでキャプテンは私がやるのがいいと考えておりました。

そこで強い2人にはお前たちはエースだから練習に集中して強くなることに専念して欲しいと説得し、他のチームメイトにも私がキャプテンとなることで、試合に出ていないメンバーもしっかりコートを使える練習方法を提案するなど、 チームの改革案を説明し納得してもらいました

とはいえキャプテンになってからは チームメイトのことを一番に考える ようになり、今ではその 頑固さもだいぶマシになった のではないかと思います。

これも 交渉力がある ことを長所としてアピールできていますね。練習方法の研究や弱いメンバーの気持ちを考えられる点もアピールできています。また今ではその 短所が薄れていることも主張 できています。キャプテンをやっていなくても、友達同士の旅行の幹事で行き先を決めるときのエピソードでもいいでしょうし、 話し合いで何とか自分の意見を採用してもらった というエピソードは 交渉力のアピール に繋がります。

短所=頑固の例文4

わたしの短所は頑固なところだと思います。学生時代も友人「頑固だよね」「自己主張が強いね」と言われたり、大学の教授からも「君の考えも分かるけど、時には人の意見も参考にしてみなさい」と言われてしまったことは正直あります。

しかしながら、 一度決めたことはやり抜きます ので、友人に「筋が通っているね」「リーダーに向いているね」と言われたり、大学の研究室で自分の考えを分かってもらうために 色々調査して発表 したところ、 教授からも「自分の意見を曲げないけどやるときはやるね」と褒められた こともあります。

ですから社会人になったら 頑固なところは半分ぐらいに改善して、決めたことをやり抜く力は2倍にして 頑張りたいと思います。

前半部分は少しマイナス要素となりかねない話になっていますが、そのあとで 決めたことはやり抜くという長所 を述べるとともに、 大学の発表で教授に褒められた ということをちゃっかりアピールしています。最後に頑 固な部分は改善して、やり抜く力はさらにUPという完璧な終わり方 になっています。面接官は「あれ?短所を聞いていたはずなのに」と思いながらも「 やるな! 」と感じてくれるでしょう。

短所=頑固の例文5

私は自分が決めたことをやり遂げるまでに頑固というか融通が聞かない面がありそこが短所だと思っています。その代わりに私自身が決めたことは、誰がなんと言っても 頑固に最後までやり遂げます

何かをやり遂げようとする時は、そのことに集中してしまい周りが見えなくなることが原因だと考えています。大学時代にプログラミングを勉強していたのですが、 プログラムを書き始めると集中しすぎて 気が付いたら朝になっていたということもありました。

そんな頑固なところはありますが、大学時代は 体育会のサッカー部に所属 しておりましたので、 先輩のアドバイスは、素直に聞き入れます 。仕事においては上司からのアドバイスを聞いて、 頑固なやり遂げる力は生かしながら 頑張りたいと思います。

短所を聞かれているので一度、 短所として認める ということは作戦としてはアリです。その上で プログラミングを夜通しやった など、自分の得意分野をアピールするようにしましょう。このような話をすると、次は「大学時代はどのようなプログラムを書いていたのですか?」など 答えやすい質問を誘導できる ので、自分のペースに持っていくことができます。

また体育会のクラブに所属しているというのも、 上下関係をちゃんと知っている 人材だと思わせる効果があります。頑固で言うことを聞かないタイプはややこしいですから。 頑固だけどやり遂げる力がある ということで最後はまとめましょう。

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