面接の質問で短所を【おせっかい】と答える時の注意点
おせっかい=面倒見がいい・困っている人を助ける
といったイメージもありますが、 面倒くさい奴だという風に思われるとマイナス になってしまいます。おせっかいの結果、自分が苦労するだけで、 他の人には迷惑をかけていないエピソード がいいでしょう。例えばテスト前に友達に教えていたら自分の勉強ができずに、友達の方がいい点数を取ってしまったなど、おせっかいというか お人よし というエピソードがいいかもしれませんね。
短所=おせっかいの例文1
ですが高校の時に周りを気にしていたおかげで、友人がクラブ活動中に熱中症になりかけて自力で歩けない状態の時に、 すぐに肩を貸して日陰に行かせて水分を飲ませた ことがありました。友人は自力で歩けない状態でしたので「ありがとう、助かったよ」と言ってもらえた時に、とても嬉しくなりました。
仕事では、 おせっかいになり過ぎないようには気をつけます が、何をしたら周囲の人の役に立つことができるかということを考えながら、 チームワークを大切にして 頑張ろうと思います。
この例では 自分を犠牲にして、周りの人を助けるタイプ であるということをアピールしています。クラブ活動の例 でおせっかいが功を奏したエピソード はいいですね。おせっかいになり過ぎないようには気を付けるという話で 短所を改善するつもりだ という点と、それを うまく仕事に生かす という最後の流れも大切です。
短所=おせっかいの例文2
仕事においては、おせっかいが過ぎると、自分自身こと疎かになりがちですので、 自分のやるべきことにまずは集中 して、それから周りを見るようにしたいと考えております。でも困っている人はほっておけないので、 いいおせっかいは続けたい と考えております。
短所を話すときに、なぜそのような短所が身についたのかというエピソードは、 自己分析がしっかりできていて客観的に見れている というプラス要素になります。何より面接官も「ほうほう」と 納得感 があります。老人に席を譲るというのも 目上の人を敬うという姿勢もアピール できています。 いいおせっかいは続ける というシメの言葉もGOODです。
短所=おせっかいの例文3
ただ私は助けようと思って声をかけても 「大丈夫」と言われたら1回で引く ようにしています。ですから 面倒くさくはない程度のおせっかい だと思っています。仕事の先輩に対してはおせっかいをする機会はほとんどないと思いますが、後輩ができたら おせっかいなぐらいしっかり面倒を見る ようにしたいと思います。
このエピソードでは前半部分では、人の話に入ってくる 面倒くさいヤツという印象 を与えかねません。でも後半部分でしっかりと 面倒くさくない程度のおせっかい であることをアピールしています。また 後輩の面倒見がよさそうなタイプ という長所もアピールしていますので、いったん「ん?」と思わせてからの 急上昇パターンでインパクトがある でしょう。
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