面接の質問で短所を【人見知り】と答える時の注意点
人見知り=人の話をよく聞く、仲良くなるとよく話す
といった印象を持ってもらえるようにしましょう。間違ってもコミュニケーションが取れないヤツだと判断されると、一緒に仕事をしたくないと思われてしまいます。人見知りだけど 仲良くなるとすごくよくしゃべる 、友達は多くはないけど、 親友とは深い付き合いができる ということであれば問題ないでしょう。
また自分からは話しかけないけど、ものすごく聞き上手であるとか、あるいは人見知り同士の時は気持ちが分かるので、時間をかけたら分かり合えるなど、 人見知りだけどコミュニケーション能力がある ことを長所としてアピールしましょう。
短所=人見知りの例文1
仲良くなりたいとは思っているのですが、最初は何を話していいのか分からないのです。ですが、初めての方とお目にかかった時は、まず相手の方をよくみて、性格や趣味などを把握して、 2回目以降のコミュニケーションを向上させるよう努めています 。
ですから時間はかかるのですが、 友人はとても豊富 で小学生の頃からの長い付き合いの友人もたくさん居て、 友人の中ではかなりよくしゃべる方 になっています。御社に入社したら、打ち解けるまでに多少の時間はかかるかもしれませんが、 半年か1年後にはしっくりなじんでいる と思います。
こちらの回答例では最初に人見知りであることを短所として挙げ、実際に今 初対面の面接官の前で緊張 している旨を伝えています。これを少し 笑顔で話す ことができれば、 人見知りだけど余裕があるな と面白がってもらえるでしょう。「 ほんとに人見知りか? 」とツッコミが入るかもしれません。
そして人見知り=コミュニケーション能力がないヤツと思われないように、 打ち解けた後はよく話す ということもアピールしています。この内容でしたら短所を話していますが、全くマイナスにはならないでしょう。
短所=人見知りの例文2
なぜ一人で抱え込んでしまうのか自分自身を分析したところ、自分が誰かに手助けを求めることで、その人の時間を無駄にしてしまうのではないかと、 気を使ってしまう せいだと気がつきました。
その先輩にも言われたのですが、 仕事はチームプレイなので協力し合うことが大事だ と今は考えています。ですから今は、 自分でできることは自分でやる 、一人では無理なことは「 すみません、手伝ってください 」と素直に言えるようになりました。。
仕事においては 一人で抱え込み過ぎないように 、自分のキャパシティを超えたときは、 上司や先輩にも相談しながら仕事を進めていきたい と考えております。
この回答例も分かりやすくていいですね。人見知りで人に相談できなかった短所を、 アルバイトで克服 しているので、 もはや欠点ではなくなって います。しかも チームワークの大切さを学んだ ということもきっちりアピールできているのでむしろプラスになるでしょう。
最近は働き方改革も進んでおり、 仕事をため込み過ぎるタイプは大きな失敗をしてしまう かもしれませんし、 うつ病などのリスク もあります。 できることは自分でやる 、 無理な時は人に相談 できるという人材は採用する側にとっては安心です。
短所=人見知りの例文3
ただ 一度仲良くなった友達とは深く付き合って います。ですから小学校や中学校の友達は今でもよく一緒に遊んだり飲んだりしています。広く浅くの人間関係よりも、 狭く深くの人間関係を大事に していて、 仲間のための努力は惜しみません 。
ですから私は営業には向いていないのかもしれませんが、御社の開発部門で チームを組んで仕事をするのは自分に向いている のではないかと考えています。
こちらの回答例でも、 一度仲良くなると深く付き合う 、広く浅くではなく 狭く深くの人間関係を重視 しているということで、コミュニケーションが取れないタイプだとは思われないでしょう。
そしてチームを組んで仕事をする部門であれば、どちらかというと 狭く深く人間関係を大事にするタイプの方が力を発揮 します。そして最後に 自分の性格もわきまえたうえで、希望の部署もアピール することで短所の質問でありながら、前向きな話で終えることができています。GOOD!
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