IT・通信業界の面接前の準備・心がまえ（新卒の就活）
NTTデータ、富士通、ソフトバンクグループ、日本電気（NEC）、KDDIといった企業の内定を目指して就職活動する場合の準備や心がまえです。
インターンシップやアルバイトなどの経験を振り返る
自分がこれまでに経験したインターンシップやアルバイト、プロジェクトなどを振り返り、 どのようなことを学び、どのような貢献をしたかを具体的に説明 できるようにしておきましょう。
自分の経験を活かし、 企業に貢献できることをアピール することが大切です。
業界・企業についての情報収集
就活の基本ですが面接前には、応募企業や業界について、 情報収集をしっかり行いましょう 。
企業の特徴やビジョン、製品・サービス などについて知ることで、面接でのアピールポイントを考えることができます。
技術的な知識を身につける。最新の技術動向など
IT・通信業界は技術力が求められるため、面接前には 最新の技術動向やプログラミング言語などについて、基本的な知識を身につける ことが大切です。
技術的な知識を持っていることで、面接官に自分の 技術力をアピール することができます。
自分が持つ技術的なスキルを洗い出しておきましょう。何か学生時代に作ったものなどを話せると具体的でよりよいでしょう。
自己分析を行う。強み・弱みを客観的に把握
IT・通信業界に限らず就活全般ですが自己分析を行うことで、自分がどのような人物で、 どのような強み・弱みがあるかを客観的に把握 することができます。
自己分析をすることで、面接官からの質問に対して、自分自身の考えや答えを明確にすることができます。
周りの友人に自分がどのような人間であるように見えるか聞いてみるのもいいでしょう。客観的な意見がもらえます。
落ち着いて臨む。そのためにはしっかりと事前準備を
人生の一大転機となる就活の面接前には緊張してしまうことがありますが、 落ち着いて臨む ことが大切です。
事前に準備をしっかりと行い、自信を持って面接に臨みましょう。
誰かに 面接の練習に付き合ってもらう のもいいですね。
このような事前準備をすることで、焦ったりすることもなく落ち着いて面接を受けることができるでしょう。
面接での質問と回答例
質問１：なぜこの業界を志望したのですか？（志望動機）
解答例１
私は情報技術に強い関心を持っており、 技術の進歩が人々の生活にもたらす効果に興味 を持っています。
また、通信業界は 常に新しい技術が生まれるため、自分自身を常に向上させることができる と思いので、ぜひ御社を始めとした通信業界に就職したいと考えました。
解答例２
IT業界は ビジネスや社会のあり方を変え、新しいビジネスモデルやサービスを生み出す 可能性があると思います。私はそうした変化に対応し 今までにないサービスを生み出したいと考え この業界を志望するようになりました。
解答例３
私は、IT/通信業界が 革新的で創造的な仕事を提供してくれる と感じています。私は自分のアイデアや技術を活かし、 自分自身を成長させることができる環境で働きたい と思いこの業界を目指すようになりました。
また、この業界は グローバル化が進んでおり、国境を超えて仕事をすることができる ため、自分自身の力を世界で試してみたいと考えています。
質問２：最近のITに関するニュースで興味を持ったのはどのような内容でしたか？
解答例１
自然言語処理に関する研究成果に興味を持ちました。
自然言語処理を利用した新しいサービスが生まれることが期待されており、 その可能性に魅力を感じました 。
最近では、大規模な言語モデルに関する研究や、 多言語間の翻訳技術の向上に注目 しています。
解答例２
最近では、ビッグデータを活用したマーケティング手法に関するニュースに興味を持ちました。
ビッグデータを分析することで、顧客の嗜好や行動パターンを把握し、 より効果的なマーケティング施策を展開できる ということがわかりました。
私はこのような分析技術を活用したプロジェクトに興味を持っています。
解答例３
最近では、クラウドサービスに関するニュースに興味を持ちました。
クラウドサービスは、企業の システム構築や運用の負担を軽減し、柔軟なビジネス展開を可能にします 。
ただ、セキュリティに関する課題がクラウドサービスにはあるため、セキュリティを担保しつつ、クラウドサービスを活用するための技術やノウハウに関心があります。
質問３：関心のある技術やプロダクトはありますか？それについて詳しく説明してください
解答例１
最近 クラウドコンピューティング に興味があります。
クラウドは 費用対効果が高く、スケーラビリティが高く、柔軟性がある ため、今後ますます重要になっていくと考えています。
AWSやAzureなどの主要なクラウドプロバイダーのサービスを調べ、基本的な知識を身につけました。
将来的には クラウドアーキテクトとしてのキャリアを築くことが目標 です。
解答例２
人工知能（AI） に興味があります。
AIの応用には無限の可能性 があり、現在ではビジネスや医療、自動車、家電製品など多くの分野で使われています。
特に自然言語処理に関しては、日本語のような複雑な言語に対応することが課題となっており、興味深いと感じています。
これからは、AIに関連する技術やフレームワークについてより深く学び、 AIエンジニアとしてのキャリアを目指したい と考えています。
解答例３
IoT に興味があります。
IoTは、様々なデバイスがインターネットに接続され、相互に通信することで、 私たちの生活をより便利で快適にする ことができます。
自宅の照明や温度制御、セキュリティーなどの制御にも役立ちます。また、農業や製造業などの産業分野でも、IoTの応用が期待されています。
私は、エンベデッドシステムやセンサー技術に関心があり 、IoTエンジニアとしてのキャリアを目指したい と思っています。
質問４：今までにどのような開発環境やツールを使用したことがありますか？
解答例１
EclipseやIntelliJ IDEAなどのIDE、SubversionやGitなどのバージョン管理ツール、Apache Tomcatなどのアプリケーションサーバーを使用したことがあります。
具体的には、JavaでWebアプリケーションを開発するときに上記のツールを使用しました。
解答例２
仮想化ソフトウェアであるVMwareやVirtualBoxを使用したことがあります。
具体的には、ローカル環境での開発や、クラウド環境の構築に使用しました。
解答例３
AWSやAzureなどのクラウドサービスを使用したことがあります。
具体的には、Webアプリケーションのデプロイや、サーバーの監視、バックアップなどに使用しました。
これらのツールやサービスを使用した開発経験を伝え、自身がどのような環境下で開発した経験を持っているかを 具体的に説明することが大切 です。
また、 どのような課題があったか、どのように解決したかを具体的に説明 することで、面接官に自分自身の技術力や考え方をアピールすることができます。
質問５：今後5年、10年のキャリアプランについて教えてください。どのようなスキルアップやキャリアアップを考えていますか？
解答例１
私は今後5年、10年のうちにソフトウェア開発の分野でより深い知識とスキルを習得し、 より大規模なプロジェクトに携わる ことを目指しています。
そのために、現在のスキルに加えて、 新しい言語やフレームワークを学び 、実際のプロジェクトでそれらを活用することを計画しています。
解答例２
私は今後5年、10年で ITリーダーのポジション に就くことを目指しています。
そのために経験を積みながら、 マネジメントスキルやビジネススキルを向上させる ことを考えています。
また、外部のセミナーやカンファレンスに参加することで、業界動向を把握し、 新しいトレンドや技術に常にアンテナを張っていきたい と思っています。
解答例３
私は、今後5年、10年のうちに、 新しいテクノロジーやアプリケーションの開発に取り組む ことを目指しています。
そのために、現在のスキルに加えて、AIやIoTなどの分野の知識を習得し、より革新的なプロジェクトに取り組むことを考えています。
また、海外のスタートアップに興味があり、 留学経験や海外での就業経験を通じて、国際的な視野を身につけたい と考えています。
