IT・通信業界(ソフトウェア開発企業)質問対策

新卒就活・転職面接での質問と回答例

主なソフトウェア開発企業は、SCSK、Sky、NTTデータ、富士ソフト、富士通、大塚商会、ジャストシステムなどがあります。

これらの企業をはじめとしたソフトウェア開発企業の新卒採用もしくは転職の面接で、よくある質問とその解答例を例示します。

質問1:ソフトウェア開発に興味を持ったきっかけは何ですか?

解答例1:大学で学んで楽しさを知った

大学でプログラミングを学び、ソフトウェア開発の奥の深さと楽しさを知りました。 最初に作ったプログラムがうまく動いた時の感動 は忘れられません。

解答例2:アプリやサイトがどのように作られているのか興味を持った

インターネットやスマートフォンの普及により、 ソフトウェア開発が身近な存在になった ことから、自分が使っているアプリやサイトがどのように作られているのか興味を持ち、開発者になりたいと思ったことから。

解答例3:ビジネスの発展に欠かせない分野だから

今は どの分野でもソフトウェアが必要とされている と思います。今後も社会やビジネスの発展に欠かせない分野であると認識し、ソフトウェア開発に興味を持ちました。

質問2:ソフトウェア開発において、自分が最も得意な分野は何ですか?

解答例1:フロントエンド・バックエンド開発

HTML、CSS、JavaScript などのフロントエンドの技術を扱うことが得意です。
データベースの設計や、サーバー側のプログラム開発 など、バックエンドの技術に自信があります。

解答例2:設計

アルゴリズム の設計や解析に興味があり、自分の強みと考えています。クラスの設計や継承など、 オブジェクト指向の設計 に自信があります。

解答例3:プロジェクトマネジメント

プロジェクトの スケジュール管理やコミュニケーション力 など、プロジェクトマネジメントのスキルに自信があります。前職では30人が関わるプロジェクトのリーダーを務めておりました。(転職)

質問3:新しい技術やツールについて、どのように学習していますか?

解答例1:サイトやブログ、技術系の書籍

新しい技術やツールについては、オンラインの技術情報サイトやブログ、技術系の書籍などを積極的に読んでいます。また、 プログラミングコミュニティやイベントに参加 することで、他のエンジニアと情報交換する機会も作っています。

解答例2:オンラインコースやチュートリアル

オンラインコースやチュートリアルを活用して学習しています。その後、 自分で実際に試してみて 、問題が発生した場合は調べたり、他のエンジニアに相談したりしています。

解答例3:仕事の中で実際に試す

仕事の中で、新しい技術やツールを使う機会があれば、実際に試してみて、理解を深めます。また、 上司や同僚からフィードバック をもらい、改善することで、次回の開発に生かします。(転職)

質問4:プログラミング言語について、どのような経験をお持ちですか?

解答例1:JavaやPython

大学の授業でJavaを使用したチーム開発に参加し、複数人での Gitを使用したバージョン管理やテスト駆動開発 などを経験しました。また、個人的にPythonを学習して、 データ分析のためのプログラム を作成したり、 Webスクレイピング を行うスクリプトを作成するなどの経験があります。(新卒)

解答例2:JavaScript

前職ではJavaScriptを使用したWebアプリケーションの開発を行っており、 フロントエンドの実装やAPIの叩き方 などについて深く学びました。その中で、新しいライブラリやフレームワークにも積極的に取り組んでおり、 ReactやVue.js などのフレームワークを使用した開発経験もあります。(転職)

解答例3:多様なプログラミング言語

C#やPHPやPython を初めとして多様なプログラミング言語に触れてきました。この経験から異なる言語やフレームワークにも柔軟に対応できると考えています。また、自己学習にも積極的に取り組んでおり、 生成系のAI など新しい技術やツールについても常に学習しており、その知識を実際の開発に活かせるように努めています。

質問5:あなたがこれまでに開発したプログラムはどのようなものがありますか?

解答例1:Webアプリケーション

大学時代にチーム開発で参加したWebアプリケーションの開発です。アプリケーションは 地図情報を利用した旅行プランの作成支援 を行い、私はフロントエンド部分の開発を担当しました。実際私もそのアプリで旅行に行きました。(新卒)

解答例2:スマートフォンアプリ

個人で開発したスマートフォンアプリです。 健康管理アプリ で、ユーザーが運動や食事のデータを入力し、健康管理に役立てることができます。今もそのアプリで健康管理しているのでここ3年は病気知らずです。(新卒・転職)

解答例3:社内の業務アプリケーション

前職で開発した社内システムです。 社内の業務をWebアプリケーション化 し、 社員の在宅勤務に対応 するために開発しました。私は バックエンドの開発 を担当しました。(転職)

質問6:ソフトウェア開発におけるチームワークについて、どのような経験をお持ちですか?

解答例1:ゲームアプリケーションの開発

大学の研究室で、小規模なチームを組んでゲームアプリケーションの開発を行いました。各自がアイデアを出し合い、実装に取り組み、 週一回のデモンストレーション を行っています。 毎週の進捗報告やレビューなどでチームワークを高めました 。(新卒)

解答例2:大規模なWebシステムの開発

大規模なWebシステムの開発プロジェクトに参加した経験があります。プロジェクトチームは10人以上で構成され、 アジャイル開発手法を採用 しました。 毎週のスプリントミーティング で、スプリントの進捗状況を報告し、問題を解決しました。(転職)

解答例3:自社製品の開発チームに参加

前職で、フルスタックエンジニアとして、自社製品の開発チームに参加しました。チームは10人弱で、1週間単位のスプリントを設け、タスクは各自が担当して進めていました。開発が終わった後も、 リリース後のバグフィックスなど、チームで協力して対応 しました。(転職)

質問7:ソフトウェアの品質管理について、どのような考えをお持ちですか?

解答例1:実際にユーザーに使用してもらう

ソフトウェアの品質管理において、 ユーザビリティの向上 も非常に重要です。私は、開発中のプロダクトを実際にユーザーに使用してもらい、その フィードバックをもとに改善を行う ことで、ユーザビリティの向上を図っています。

解答例2:エラーの早期発見に注力する

ソフトウェアの品質管理において、エラーの早期発見は非常に重要です。テストや品質チェックを実施する前に、 コードレビューや静的解析 などの手法を用いて、エラーの早期発見に注力しています。また、 バグトラッキングツール を使用して、品質管理プロセスを改善しています。

解答例3:テスト自動化の重要性について考える

ソフトウェアの品質管理において、テスト自動化は非常に重要です。これにより、 手動テストに比べてテストの効率が向上 し、品質の向上につながります。私はテスト自動化に積極的に取り組み、各種ツールを使用して品質管理を行っています。

質問8:ソフトウェア開発のプロジェクトで、仕様変更が発生した場合、どのように対処しますか?

解答例1:変更が他の部分に与える影響も考慮

仕様変更が発生した場合、まずはその変更の 影響範囲 を調べます。変更がどのような部分に影響するのかを把握し、変更が他の部分に与える影響も考慮しながら、 最適な対処方法を検討 します。

解答例2:スケジュールの調整や追加予算の確保

変更によってスケジュールや予算に影響が出る場合、 関係者にすぐに報告 します。遅延が予想される場合は、 スケジュールの調整や追加予算の確保 を検討し、関係者と協力して対処します。

解答例3:変更後のスケジュールを作成し、チームメンバーと共有

変更がプロジェクトの進捗に影響する場合は、変更後のスケジュールを作成し、チームメンバーと共有して進捗管理を行います。その際、変更が原因で追加で必要になったタスクや修正作業についても、 明確にタスク分割 を行い、全員が意識するようにします。

質問9:コードレビューについてどのような経験をお持ちですか?

解答例1:研究室でコードレビュー

学生時代の研究室で、研究テーマの一環としてコードレビューを行いました。先輩や同期と協力して、相互にレビューし合い、 プログラムの改善点を見つけました 。(新卒)

解答例2:コードレビューを依頼

個人開発を行っていた際、知り合いのエンジニアにコードレビューを依頼しました。自分の作成したコードについて、新たな視点から見てもらうことができ、 よりクオリティの高いプログラム を作成することができました。

解答例3:定期的にコードレビュー

前職では、毎週定期的に行われるコードレビューに参加していました。自分が書いたコードや他のチームメンバーのコードをレビューし、 問題点を見つけるだけでなく、改善案を提案 することができました。(転職)

質問10:あなたがソフトウェア開発のプロジェクトで直面した最大の問題は何でしたか?その問題をどのように解決しましたか?

【転職面接の質問】

解答例1:予期せぬバグが発生

最大の問題は、開発期間中に予期せぬバグが発生したことでした。この問題を解決するために、私たちはチームで協力し、迅速かつ効果的に バグを特定、分析、修正 しました。さらに、将来的な バグの予防策 を検討し、品質保証のプロセスを改善しました。

解答例2:顧客の要件が不十分だった

プロジェクトにおいて最大の問題は、顧客の要件が不十分だったことでした。この問題を解決するために、私たちは 顧客とのコミュニケーションを密に し、要件を詳細に明確化しました。その結果、顧客による評価を高めることができ、プロジェクトの成功につながりました。

解答例3:コミュニケーション不足

最大の問題は、開発期間中にチームメンバーのコミュニケーション不足があったことでした。この問題を解決するために、私たちはチームメンバーとのコミュニケーションを促進し、 進捗状況の共有を定期的に行う ことを決定しました。さらに、チームメンバーのモチベーションを高めるために、コミュニケーションに焦点を当てたチームビルディングの活動を実施しました。