キャリアスタートの特徴:東京圏で20代の転職におすすめ

キャリアスタートは、新卒・第二新卒の就職支援に特化した就活・転職サービスです。概ね 20代までのサービス で、30歳までしか登録できません。

キャリアスタートは、サービス名そのままのキャリアスタート株式会社が運営しています。

新卒、第二新卒に向けたサービスなので、求人内容も即戦力というよりは 今後の成長に期待する求人内容 となっています。

フリーターからでも正社員になれる道が開かれています。昔に比べると転職に対するネガティブなイメージも軽くなっているので、 若い転職者にも肯定的な求人 が多いです。

脱ニート系の転職サイトの場合、飲食店などの求人が多いのですが、キャリアスタートは飲食店以外の業種も多く、うまく使えば 正社員になり年収の大幅アップが期待 出来ます。

アドバイザーは親身になって相談に乗ってくれるのはありがたいのですが、求人数は他社と比較してしまうと物足りなさを感じてしまいます。

求人のメインは首都圏 であり、一都三県の東京・神奈川・埼玉・千葉となります。求人としては、 大阪・愛知・福岡・北海道 もあるのですが数は少ないです。そして上記以外は基本的にありません。求人の一覧を見るとどうしても東京中心に見えてしまいます。

ですから 東京やその近郊 で仕事を探しておられる方、 経験会社数が少ない方業務経験が浅い方 の転職には向いていると言えます。

逆に、地方で仕事を探しておられる方、複数社経験している方、既にある程度経験がある方には、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

ただ東京以外の地区は登録者自体も少ないと考えられますので、 意外と穴場になっている可能性 はありそうです。登録者が少なければいい求人が残っていたり、アドバイザーが手厚く相談に乗ってくれるかもしれません。

受けられる就職支援サービスの内容

エントリーシート記入や履歴書記入 はあります。アドバイスとしては添削してもらえますが、具体的にこのように書いたらいいと言う踏み込んだ内容までは教えてもらえないのがほとんどです。

面接の練習もありませんが、アドバイスはしてもらえます。どのようなことを考えて、何を言ったらいいのかなど 具体的な面接のアドバイス をもらえます。20代でずっとフリーターでやってこられた方の多くは、企業のどんなところを見たらいいかとか、求人内容からどんな企業なのか予想したりするのが苦手です。

アドバイザーは一緒に考えてくれる印象で、サービスを提供してくれると言うよりは、 二人三脚で進めていくようなイメージ となります。

質問などにも答えてもらえます。フリーターやニートだった方は、面接に行く時の服装などにも迷います。

利用料金は無料 ですが、利用者数の情報は公開されていません。求人数も公開されていません。

登録者、求人企業数が少ない時はこのようになっていることが多いです。求人が東京を中心としていて、地方はほとんどカバーしていないので、大手と比べると少なくなってしまうので、どうしても登録者数などを大々的に公開するのは難しいと思われます。

キャリアスタートの口コミとおすすめポイント

キャリアスタートの口コミは、利用者が少ないからか比較的少ないです。無いわけではないのですが、数が少ないので1つの口コミだけを見て全体がそうだと思ってしまうのは危険です。

人は良いサービスを良いと伝えるのは2人か3人で、文句があるときに伝える人数は7人だというデータがあります。このデータを信じると、悪い情報程広まりやすいのです。

口コミを見ると、 アドバイザーを誉めているものが多い です。親身になってくれて、ちゃんとした態度で対応してもらえたとあります。大手の転職サイトでないからこそ、登録者を大切にしてくれるのかもしれません。

20代のニートやフリーターは転職業界において軽く見られがちなので、転職サイトによっては軽視されていることもあります。そこで、しっかりとした対応をしてもらえたので満足度が高かったのでしょう。

アドバイザーが 給与や賞与などについて教えてもらえた のも助かったとのことでした。フリーターやニートの方は、給与体系も違うし、賞与はもらったこともない方がおられます。どれくらい貰えるものなのか、求人の内容を見たら分かるのですが、そういったことも説明してもらえます。

求人には月収が〇万円と書かれています。例えば25万円だったとして、それが 全部振り込まれるわけではありません 。月収が25万円の場合は、条件によっても変わりますが、手取りは20万円ほどです。そこまで分かって、生活できるのかなど検討しないと毎月赤字で破綻してしまうかもしれません。

賞与については 「あり・なし」くらいしか求人サイトには書かれていません 。極端な話、賞与が1万円でも「賞与あり」となります。

ところが、多くの求人サイトで「想定年収」が書かれています。税金を引く前の想定年収で割ると、12に以上になるはずです。例えば、15になると、年間の賞与で月給の3か月分を想定していることになります。

年に2回の賞与だとしたら、1回の賞与は1.5か月分なので、37万5,000円くらいが過去の実績としてあり、期待できる額となります。賞与も税金が引かれますので、ざっくり8割くらいになるので、30万円くらいが口座に振り込まれるという事になります。

この手のことは、誰に聞いたら教えてもらえるという事はないので、アドバイザーなどが企業とはあまり関係がないところまでサポートしてくれると転職者の不安は減ると思われます。

大手の就職サイトは 学歴や職歴で秀でた人も多く登録している と思いますので、そのような肩書に自信が無い方は逆に 大手ではないところに登録した方が手厚くサポート してもらえるかもしれません。

そういった意味ではキャリアスタートも選択肢の一つにしてみてもいいのではないかと思います。