転職支援リクルートエージェント

リクルートエージェントの特長


リクルートエージェントは 転職サイト で、新卒以外は登録することができます。その名の通りリクルートが運営しています。同社サービスの リクナビネクスト でも一部の求人を見ることができます。

リクルートのサービスでも、リクナビ、リクルートエージェントと色々サービスがあり、転職活動を始めたばかりの時は違いが分かりにくいかもしれません。

リクナビネクストは求人サービスで、 リクルートエージェント は、「 社員紹介 」の転職支援サービスと言えます。

特別な求人を見ることができ、そこに申し込むことができます。その点は他の求人サイトと同じですが、 登録者ごとに担当が付きます

転職の 面接で重視される点や、企業の募集背景 など細かく教えてもらえるので、申し込む方としても安心感があります。遠隔地の面接がある場合など、 交通費の交渉 など応募者ではしにくいところがあります。こういった交渉事は担当がしてくれるので、余計な心配事が減ります。

希望の給料の額の交渉 などは誰にでも起こる交渉事なので、担当者にお任せすると気が楽です。プロ野球の代理人交渉に近いかもしれませんね。

受けられる転職支援サービスの内容

リクルートエージェントでは エントリーシートや履歴書の添削サービス が受けられます。

面接の練習などはありませんが、面接でみられるポイントなどを募集企業から聞き出してくれるので、下手な練習よりもかなり役に立ちます。

企業が知りたいことや注目しているポイントを聞いてもらえるので、 自分に合っているのかどうか も分かりやすいです。

履歴書、職務経歴書(職歴)は優先順位が高い、エージェント向けの追加記入情報などはそれほど高くない、など必要性の高いことから案内してくれるので、登録から比較的早く応募できる状態になり、アドバイスに基づいて 履歴書、職務経歴書がレベルアップ していきます。

なかなか企業担当者以外に見せることがないので、ESや履歴書や職歴を 第三者の目で見てもらうのは大事 かもしれません。

リクルートエージェントの費用(利用料金)

利用料金は 0円(無料) です。

これだけのサービスを受けられて0円だと応募者として不安になりますが、 企業からの広告費と言うか、紹介料で利益 を得ています。

企業が求人を出すときも費用が掛からないので、企業としてもたくさん募集を出しやすいという事になります。

では、リクルートはどこで収益を出しているのか気になるところですが、転職者の想定年収の35%が紹介料として必要になると言われています。この時賞与は含みません。

仮に転職者の想定年収が400万円の場合は、140万円が紹介料として必要になる計算です。リクルートとしては、人が就職しないと利益が出ませんので、担当者も あなたの就職に親身 になってくれます。

これを知っていると心強いですよね。他とちょっと違うのは、基本的に紹介なので、複数同時に申し込みができません。1社の結果が出てからしか次に応募ができません。

企業の情報を教えてもらうことなどはできるので、申し込む方も 厳選して申し込む ことになります。

口コミと評判

求人数が多く、担当のサポートが手厚いと言う口コミが比較的多いようです。一方で、担当者の経験には差があり、 サポートの質に差がある と言う意見も一部ありました。

あまり頼りないと思われる場合は、自分の転職にかける熱と 担当者を代わってほしい旨のメール を送ってみるのもいいと思います。

基本的にメールでのやり取りなので、あまり起こりませんが、人と人のことなので、会わないという事もあり得ないことではありません。気になる場合は、担当を代わってもらいましょう。

また、1か月程度申し込みをしないと、担当者が勝手に変わっていることがあります。それにかけてもいいと思います。

リクルートエージェントの魅力の一つは 企業名非公開求人 です。純粋に職種と勤務地、待遇で選びます。リクルートエージェントに申し込むと企業名が見れます。

だから、ネット検索などでたまたま見た人が申し込むことがなく、(実際は横取りされないのでしょうが)横取りされることがありません。

リクルートエージェントのおすすめポイント

リクルートエージェントの転職支援サービスの 利用者数は125万人 とされています。(2019年)

募集企業数は2万8000社で、 年間5万2,000人が転職 しています。募集企業数よりも転職成功者が多いのは、募集期間が短い割に成約率が高いのだと思われます。

125万人のうち5万人が転職していると考えると4%しか転職できないと思えます。しかし、125万人のうちアクティブユーザーがどのくらいいるか不明なので、この数字に意気消沈する必要はないと思います。登録して見ているだけの人も多いかもしれません。

担当に質問したりすることで、いかに動いてくれているのか分かりますので、安心して応募してみてください。

ちなみに、求人数はリクルートエージェントが約10万件、求人サイト最大手のリクナビネクストは4万件となっているので、圧倒的に 求人数が多い のが分かります。